第二話 ころころ旅のカケラ・相棒

うさブタのそばには、
だいたい、だれかがいる。

前を歩くときもあれば、
うしろで、足音だけのときもある。

手をつなぐほど近くはなくて、
はぐれないくらいの距離。

それが、ちょうどいい。

うさブタが立ち止まると、
その人も、止まる。
「どうしたの?」って聞かないで、
いっしょに、見てくれる。

うさブタのそばには、
だいたい、だれかがいる。

前を歩くときもあれば、
うしろで、足音だけのときもある。

手をつなぐほど近くはなくて、
はぐれないくらいの距離。

それが、ちょうどいい。

うさブタが立ち止まると、
その人も、止まる。
「どうしたの?」って聞かないで、
いっしょに、見てくれる。

風が、変わっただけ。
光が、さっきとちがうだけ。
それで、いいときもある。

うさブタは、
引っぱられないし、
連れていかれもしない。

「こっちだよ」って言われるより、
「うん、そっちだね」って言われる方が、
ころん、と進める。

迷ったときも、
まちがえたときも、
だれも、正解を出さない。

ただ、歩いてる。

うさブタは、
ひとりじゃないけど、
主役は、いつも、うさブタ。

それが、相棒、なのかもしれない。

ころころ旅のカケラは、
ふたりぶんの足音で、
できている。

今日はここまで。
つづきは、また、ころんと。
🌿









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