こんにちは。
うさブタです。
今年もやって来ました!
宇宙規模の夏のイベント”ペルセウス流星群”。
お天気が心配だったけど高ボッチ高原に見に行ってきました。

☆彡三大流星群のひとつ”ペルセウス流星群”
毎年、8月13日頃のちょうど旧歴のお盆の時期に
やってくる”ペルセウス流星群”
しぶんぎ座流星群、ふたご座流星群と並んで三流星群のひとつ。
旧暦のお盆のころに
ペルセウス流星群はいちばん活動するんだって。
ちょうど夏休みで
夜の気温が高い時期だから
もっとも観測しやすい流星群といわれいるんだよ。
西暦36年には、1時間に100個もの流れ星が見られたんだってよ。
これは条件がかなりいい状況だったみたいだけど。
流星群がいちばん活動することやその時期のことを
『極大』というんだけど、国立天文台の発表によれば
2020年の”ペルセウス流星群”が極大を迎えるのは
8月12日22時。
21時頃から流れ星が出現し始めて
夜半過ぎから13日の未明にかけて
流れ星の数が多くなると予測空の暗い場所で観察すれば
国立天文台
見られる流れ星の数は
最大1時間あたり30個ぐらいと予想。

これは見に行かなくちゃね!
お夕飯を食べて
出発~
☆彡シュールだった高ボッチ高原
国道20号線から「高ボッチ高原→」という標識にしたがって
信号のない丁字路へ入っていったの
入るとすぐに集落内の生活道路。
でも、高ボッチ高原への案内はない!
どうして、田舎って
道案内が途中でなくなるの!
「ここからは、案内しなくてもわかるでしょ!」感が強い。(←うさブタの個人的な意見です!)
いや、むしろ
ここから!案内してよ。
特に、山道みたいなカーナビーが使えなさそうなときは…。
と田舎に旅するたびに思うんだよね。
今回は、地元だから夜でもわかるからいいけどさ。
とりあえず
道なりに進んで、
突き当りを右折。
次に丁字路のようなY字路のようところを
左に曲がって
あとは山道を
車でズンズンと進む
前に車を一台発見♪
くっついて行こう!
ダメだ…
早すぎる
それもそのはず
ペルセウス流星群のピーク時間は
22時ごろから。
あと、10分で22時だからね。
そりゃ、急ぐよ
慣れている山道でも夜道の運転は不慣れ。
後を追いかけるのはやめて
のんびり走ることにした。安全第一!
そして、
運転中に一抹の不安が
夜の高ボッチ高原だから
そんなに混んでないだろう!と高を括って
のこのこやってきたけど
停める場所あるのだろうか…
◆駐車場に日本人らしさを垣間見る
高ボッチ高原にある草競馬場の近くになると
やっぱり車が多い。
夜の山に車・くるま・クルマって
お祭りですか????
にしても、
ペルセウス流星群に関心のある人が多いことに
改めて気づかされた。
停める場所あるのかな~。
草競馬場の駐車場に入ってみると
なんと、まぁ
日本人らしい車の停め方ではないですか
砂利の駐車場には
白線やロープなどでの区画は一切されていない。
それにもかかわらず、
ちゃんと車が通れるように
両脇に車を駐車。
その片方にはキャンパーらしき人たちの車。
反対側には星空観察したらすぐ帰りそうな車。
さらにさらに、
車もソーシャルディスタンス!
しかりと距離をとって駐車している。
こういうところって
日本人らしいよね。
そして
こういう日本人らしいところが
なんだかんだ好き
で、
うさブタたちも車を
ちゃんと適当な場所に停めて
いよいよ星空観察の準備
◆なんか転がっている!!

星空を見る場所は
愛車ヴェゼル君の前にすることに。
車の前に段ボールを敷いて
仰向けになって夜空を…。
そんな準備をしていると
かなりの車が星空観察のためにやってきた。
そこで気づいた
というより、
後から来た車の運転手は
かなり驚いたはずだよ!
だって、駐車場のあっちにもこっち
仰向けに寝ている人が転がっているんだもん
車のヘッドライトに
うさブタたちをはじめ
駐車場に横たわっている見物客が浮き上がる
山頂で夜中に人が転がっているって
シュール過ぎ!
夏の一大イベントだから許される???
☆彡里と山頂ではお天気が違うを実感

高ボッチ高原へ流星群を見に行こう!
と決めて出発したとき、
里の天気は雨模様。
2020年8月12日に
全国で流星群を見られるのは
太平洋側の一部ということだったんだよね。
できるかぎり太平洋側で
街の明かりが影響しにくく
空が開けているところってことで
高ボッチ高原に決めたんだけど。
空にはお星さまが全く見えない。
この状況が山頂に行っても同じなのか心配だったけど、
山の天気は里の天気とは違うのね。
薄雲はあったけど
満天の星
天頂近くは
晴れている!
ペルセウス流星群に期待が持てそうな
お天気だったの。
山の天気は変わりやすいというけど
ホントだね。
里のお天気で判断せず
諦めないでよかった。
☆彡まるで宇宙空間にいるみたい
寝転がって夜空を仰いでいると
まるで宇宙遊泳をしているかのよう。
吸い込まれそうなほど
星たちがキラキラと輝いているの
何百光年、何万光年も向こうの星の輝き。
今見ている星は遠い昔の星。
満天の星を眺めていると
不思議な気持ちになるね。
宇宙の不思議に惹かれ
宇宙飛行士になる人たちの気持ちが
なんとなく分かる気がする。
◆放射点を探せ
放射点から流れ星が
四方八方に流れるというから
大事な目印である放射点を探すことに。
携帯のアプリを起動して、
放射点をチェック。
実際の星空を見て探す。
22時ごろの星空では
まだペルセウス座の位置が低くかったし
薄曇りだったので見つけにくかったけど
0時頃になると
ペルセウス座(多分)が天頂に。
でも、
星がいっぱいすぎて
正確な放射点は見つけられず。
とりあえず
放射点になっていそうな星の方向を向いて
流れ星を待つことに…。
◆北斗七星がクッキリ
仰向けになって流れ星を待っていたんだけど、
結局、座って流れ星を待つ方が
見つけられる率が高そうな気がして
起き上がって待つことに。
流れ星に何をお願いしようか考えながら
一番探しやすい北斗七星を探すことにしたの。

見て!このクッキリ・ハッキリの北斗七星。
誰が見てもすぐにわかる北斗七星だよね。
実はこの建物トイレ。
そのうえに北斗七星なんだけど。
やけにカッコよく見えない?
トイレに上に登場した北斗七星だけど
◆夏の大三角形も!?
こと座のベガが織姫だったけ?
それらしき星も発見。
彦星らしきわし座のアルタイル。
そしてデネブも揃っていて
”夏の大三角形”まで見られたのは感動。
その他には
白鳥座、てんびん座、さそり座などなど
星座のオンパレード。
この日は天の川もしっかりと夜空に流れていたよ。
◆◆天の川にあのウイルスも石にして流しちゃってよ!ペルセウス

ギリシャ神話に
アルゴスの王女ダナエとゼウスの間に生まれた子・ペルセウスの話があったけど
あれって
主人公ペルセウスが
メデューサを倒してその首を切り落としたって話だったよね。
メデューサってさ
眼がピカって光ったかどうかは知らないけど
見たものを全てを石に変えちゃうって怖い怪物だったじゃない?
首を切り落とされてもその効果は絶大!
だからさ、
世界中で今悪さをしている”コロナ”っていう魔物を
メデューサの眼力(?)で全て石に変えちゃて
いやウイルスは小さいから石じゃなくて砂利かな?
とにかく石系に変えて
ペルセウスがその後に天の川に流しちゃえばいいと思うんだよね。
メデューサの首を切り落としあとの帰路に
海の怪物・ケートスからアンドロメダを救ったように。
私たちも救ってくれたらいいのに。
☆彡流れ星に願いじゃなくてオー!
おっと!ここで流れました。
星がいくつも、いくつも!
なのに
突然で願い事が唱えられない!
よし!
今度は絶対に…
キター!
ダメだ
大きな光
絵に描かれるような尾の長い流れ星。
空を北から南へと大きく流れていったのに。
「わぁー!」
「オー!」
って感嘆してばかり
お願いできてないじゃん。
でも、
周りも歓声を上げているから
多分、願い事は言えていないはず。
その証拠に
「お願いできなかった」
っていう声が、星が流れたあとに聞こえてくる。
みんな一緒
流れ星には願い事はできなかったけど
それよりも大切なことは
流れ星を見て
無心に感動できたこと。
宇宙の前では
邪心は払拭されるんだね。
きっと。
楽しく流星群を観察していたけど
時計の針は0時を指している。
ちょっと寒くなってきて
駐車場にあるお手洗いに…。
日中は暑くて
高ボッチにくるときも
半袖にパンツという姿。
山だからブランケット1枚をさすがに持ってきたけど
やっぱり信州の高原。
0時を過ぎてくると
ブランケットだけじゃ
涼しさよりも寒さを感じるね。
トイレにまた行きたくなっちゃいそう。
靴も夜露に濡れてきたし。
ペルセウス流星群のイベントは
深夜2時ごろまで続くということだったので
観察していたかったけど、
この辺で終了。
名残は尽きないけど
お星さまたちとはお別れ。
また来年も会えますように
それじゃ、
またね
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