諏訪大社 上社本宮

2社4宮ある諏訪大社。その中のひとつ上社本宮について書くよ。

目次

うさブタの感想

諏訪大社の中で、もっとも諏訪大社らしい造りを見られるところだよ。

うさブタの推し

本宮二之鳥居

『本宮四之鳥居』をくぐって
『本宮二之鳥居』を目指して歩いていったんだけど
観光に来た多くの人は
『北参道鳥居』に向かって歩いていくんだよね。

本宮には基本的に2つの参道があるの。

それは
北参道

南参道

案外と地元長野県の人でも
どっちが表参道か知らない人も多いんじゃないかな

いや
どちらかというと表参道を勘違いしている。

本宮の表参道は、南参道なの。

古~い文献に
諏訪大社上社の現人神あらいひとがみである大祝おうほうり
『本宮二之鳥居』から入ったという記載があるんだって。

さらに、諏訪といえば
日本三大奇祭のひとつに数えられる『御柱祭おんばしらさい』があるけど
そのときに御柱が進入するのも『本宮二之鳥居』からなの。

ということで
諏訪大社上社・本宮の表参道は
南参道
ということらしいよ

ちなみに
『本宮二之鳥居』は別名”南鳥居”って呼ばれているんだけど
建っている場所は東の方角というややこしさ。

『北参道鳥居』はすごく大きい鳥居で
存在感抜群だけど
残念ながら諏訪大社上社の本宮の長い歴史の中では
表参道ではないんだよね。

観光地としてのメインゲートにはなっているかもしれないけど。

所要時間

1分

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入口御門(布橋門)

通称『南鳥居』と呼ばれる本宮の『二之鳥居』をくぐると右手に『本宮二之御柱』、正面に『布橋門』と呼ばれる門があるの。『布橋門』または『入口御門』とよばれる門の先にはとても長い廊下が続いているよ。

実は、この『入口御門』をじっくりと見ずに、歩を進めてしまう人がとても多い門なの。特に、混雑する年末年始はスルー率高め。ところが、『入口御門』は国の重要文化財。とても貴重な門なんだよ。

何が、国の重要文化財になのかというと。それは主に欄間。門の上にある欄間が、とても貴重なの。

文政12年に建てられた門だというから、江戸時代後期のものだよ。宮大工の親子が建築と欄間の彫刻をしたそうだよ。門は円柱の4本の柱で建てられているの。欄間は、変幻を表す”応竜(おうりゅう)”、平安を表す”鳳凰(ほうおう)”、吉凶を予知する”霊亀(れいき)”、信義を示す”麒麟(きりん)”といった伝説上の生き物たちが四方に施されているよ。

これは、『四霊(しれい)』と呼ばれ大昔の中国の書物『礼記』に記されている霊妙な瑞獣たちなの。精巧に彫られた瑞獣たちは、長い年月を経てもしっかりとその姿をとどめていて美しいのよ。ちょっとマニアックな感想だけど。

四霊に加えて、波と亀、獅子と牡丹、雲と鶴、松波と鷹といった日本古来の縁起物まで施されているの。『入口御門』を立ち止まらずスルーしちゃうなんてもったいない。中国の縁起、日本の縁起、両方の縁起を担げる場所なんだもん。

ここに立って、欄間を眺めればたっぷりと縁起を授けてもられるかも。最近、運気が下がり気味っていう方はぜひ瑞獣たちのパワーを感じてみてよ。

所要時間

5分

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諏訪大社 上社本宮の詳細

我国最古の神社の一つであり、信濃國の国造りをなされたのち、日本国土の守護神としてこの地にお鎮りになり、信濃國一之宮として皇室武門および一般の信仰が厚く、全国一万有余の諏訪神社の総本社です。

https://suwataisha.or.jp/honmiya.html

アクセス

住所

諏訪大社 上社本宮:
長野県諏訪市中洲 宮山1
Mapcode: 171 899 381*55

諏訪大社上社本宮 参拝者用駐車場(東側):
長野県諏訪市中洲830−2
Mapcode: 171 899 325*51

諏訪大社 参拝者駐車場:
長野県諏訪市中洲148−1
Mapcode: 171 899 413*38

所要時間

諏訪大社上社の前宮から車で5分弱。

通常なら
前宮からここまで
車で5分位なんだけど
さすがにお正月で混んでいたから30分以上もかかった

料金

入場料 無料

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